障害があっても、
運動が苦手でも
山もスキーも仲間と一緒
運動が苦手で、せっかくスキー場に行っても別行動か、お留守番。障害 (車いす利用を含む)があるから、山歩きやスキーはできないと思っている。そんな、児童・生徒をインクルーシブ野外活動指導員が仲間と一緒 に楽しみながら学習効果を高める専門プログラムで対応します。
障害がある家族や仲間、
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に
大自然を楽しみたい。
ユニバーサルフィールドには、障害の有無や年齢を問わず、バリアフリー環境の整備が困難な自然環境下で障がい者とその家族や友人が一緒に大自然を楽しめるように、専門的な知識を持ち、ツアーやアクティビティーなどの相談に対応できる専門スタッフがいます。ユニバーサルフィールド・コンシェルジュにご相談ください。
人の手、道具、アイディアでバリアを超える。
誰もが雄大な大自然を楽しむ
もう一つの選択肢、『ユニバーサルフィールド』
Universal Field Concierge
- ユニバーサルフィールドコンシェルジュとは
バリアフリー環境の整備が困難な自然環境下で、障がいがある方やご 高齢の方とその家族や友人が、共に自然を楽しむための専門的な知識 を習得し、ユニバーサルフィールドツアーに関わる旅行商品の企画、観光 事業者へのアドバイス、また、観光事業者と旅行者のコーディネートに対 応できる国立大学法人信州大学が実施する「ユニバーサルツーリズム推 進人材育成講座」の修了生です。
インクルーシブ野外活動指導員(IOI)とは
バリアフリー環境の整備が困難な自然環境下において、人の多様性に ついて効果的に学ぶ『インクルーシブ野外教育』や障害がある方とその 家族や友人が共に余暇を楽しむ『ユニバーサルツーリズム』への対応が できる専門知識と技術を持つ専門インストラクターです。
※ 長野県と国立大学法人 信州大学が共同で開発した専門プログラム を修了し、学科と実技試験に合格した専門性の高いインストラクターです。
インクルーシブ野外教育プログラムとは
国立大学法人 信州大学が実施する教職員免許更新講習のカリキュラ ムを基に開発した野外におけるインクルーシブ教育プログラムです。イ ンクルーシブ教育は、障害当事者のための教育ではなく、健常児童・生 徒や教職員への教育効果が期待でき、教育先進国で はすでに実践されています。
ユニバーサルフィールドとは
バリアフリー設備の有無ではなく、障害の有無にかかわらず多様な人々 が、『アイディア』や『人の手』を持ち寄り、機材を用いることにより 誰もが 楽しむことができる『合理的環境』のことをいいます。
Dual Ski【 デュアルスキー 】
『運動が苦手』『歩行が困難』などの 児童・生徒が仲間と一緒にスキーを 楽しむための着座式スキーです。重度な障害を持った児童・生徒を衝 撃から守り、長時間の滑走が可能と なるサスペンションが採用され、リフトを止めず仲間と一緒に乗降できます。
操作は、厳しい訓練を受けライセンスを取得したプロのパイロットが担当。かけがえのない仲間同士の時間を繋ぎ、その思い出は一生の宝ものになります。もちろん、急な悪天候などで万が一リフトが停止した場合の安全対策も万全です。
HIPPOcampe【 ヒッポキャンプ 】
水陸両用のアウトドア用車いすHIPPO campe(ヒッポキャンプ)は、自立歩行が難しい児童・生徒が学校の仲間たちと共に取り組む野外学習で活用されています。これまで野外学習のように別行動や、お留守番をすることなく多様な児童・生徒が共に楽しみ、
コミュニケーション能力を高めながら多様性を認め合い、共生について学ぶインクルーシブ野外教育での活用やバリアフリー環境の整備が難しい大自然を安全に楽しむことができる機材です。
大自然のバリアを超える専門機材
「障がいがあっても、なくても関係なく、みんなにこの国の美しい自然を、家族や仲間と一緒に楽しんでもらいたい。」
そんな想いをもった人たちの集まりが私たち、「ユニバーサルフィールド推進協議会」です。 様々な団体、企業に属するメンバーが組織の垣根を超えて、「人の手」「道具」「工夫」の3つのキーワードに沿った「ユニバーサルフィールド」を運営する術を学び、「インクルーシブ野外活動」の専門知識、必要な機材操作のスキルを身につけてきました。 「すべての人が同じ場所で同じことを楽しめる」をコンセプトに、私達はそれぞれのフィールドで個性あるユニークなプログラムを展開しながら、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
障がいがあっても、勇気をもって一歩を踏み出してみてください。
たくさんの、笑顔が、希望が、夢があなたを待っています。
ユニバーサルフィールド推進協議会